ご自身の歯・口を一生美しく健康に保つ方法 From Hideki Yoshikawa

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2014年 02月 21日

プラークリテンションファクター



こちらの患者様は20数年前にクラウンを被せる処置を歯科医にされました。

20年以上機能したことは素晴らしいことですが、
被せものの辺縁、マージンといいますが、
これが帽子のひさしのように飛び出ていて
細菌性のプラークが停滞して患者様は不調を訴えていました。

クラウンを除去すると、やはり恐ろしい状況でした。
歯ブラシ、歯間ぶらし、フロスを使っているのにもかかわらず。
術者が引き起こすプラークリテンションファクターです。

精度の高い、適合の良いクラウンを再製する予定です。

千葉市美浜区の歯科 歯周病 インプラントなら吉川歯科医院


by yoshikawa-dc | 2014-02-21 15:38 | 顕微鏡歯科 | Comments(0)
2014年 02月 07日

週刊朝日MOOK「専門医が教える 歯の守り方」に掲載されました。

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当医院が週刊朝日MOOK「専門医が教える歯の守り方」に掲載されました。
その中の明海大学教授の申基喆教授の記事を紹介します。
 
歯周病にくわしい歯科医師を探す際にひとつの目安になるのが学会の専門医・認定医だ。
歯周病専門医になるには最短でも5年間、学会が定めた指導医が常勤する施設で研修する必要があるほか、学会での認定医、専門医教育公演への出席などの条件がある。さらには歯を全体的になおして、メインテナンスまで行った症例を10例提出し、書類診査を経た後、さらに症例をプレゼンテーションしたうえで口頭試問に合格しなければならない。「厳しい試験を通り抜けてきたからこそ、専門医にふさわしい知識と経験がえられる」と、日本歯周病学会専門医委員会委員長の申基喆歯科医師は語る。
とはいえ、試験が厳しいためになかなか歯周病専門医の数が伸びないという問題もあった。そのため、2008年には専門医を含めた2段階の制度へと改変された。認定医は日本歯周病学会と、日本臨床歯周病学会の両学会で取得できるが、いずれの認定医も試験のレベルを同程度にしているため「同じレベルの治療が受けられると考えて構わない」(申歯科医師)とのことだ。
認定医は日本歯周病学会、日本臨床歯周病学会の二つの資格があるが、専門医は日本歯周病学会の歯周病専門医に一本化されている。また、この「歯周病専門医」厚生労働省から広告できる資格名として認められている。

千葉市美浜区の歯科 歯周病 インプラントなら吉川歯科医院

by yoshikawa-dc | 2014-02-07 12:51 | 歯周病 | Comments(0)
2014年 02月 03日

恐ろしい切削器具の使い回し

今から20数年前、エイズが流行し始めた時に歯科医院での院内感染予防の重要性が提唱され、特に切削器具の患者さんごとの滅菌・消毒の必要性が強調されるようになりました。歯科医院での、あの「キーン」という切削器具の滅菌は非常に難しいのです。

歯を削る器械をハンドピースと言いますが、この消毒をどうしているのかをアンケート致しました。
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MURAI DENTAL CLINICの写真より
半数以上の歯科医院でハンドピースをアルコールで拭くだけでした。その都度滅菌している医院は何と30%
であります。

歯の切削器具は非常に高速で回転して歯を削るので、止めたい時に急に回転は止まりません。そのため陰圧をかけて、器具の回転を急速に止めます。その時に患者さんの唾液や血液を切削器具のホースの中に吸引してしまいます。
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MURAI DENTAL CLINICより
上の写真は染めだし液の入ったコップの中でエアータービンを空ぶかし、取り出してから外部を綺麗に拭きとり、その後タービンを空ぶかしした時の状況です。

エアータービンの中に染めだしを吸引していることが解ります。実際の患者さんの治療では、血液・唾液を吸引しエアタービンの中が汚染されていることが解ります。

このように、アルコールで拭きとるだけで、次の患者さんに使用すると、切削器具内に残っていた前の患者さんの血液や唾液を次の患者さんの口腔内にばらまいてしまうことになります。そのため、B型肝炎ウイルスな感染力の強いものは高い確率で感染する可能性があります。

外科手術で使ったメスを、ただアルコールで拭きとっただけで次の患者さんに使用する外科医はいません。

しかしながら、胃カメラも滅菌・消毒が困難で、滅菌時間が60分もかかり一日に多くの胃カメラを撮影するには、何台も胃カメラを用意しなければならない為、多額な設備投資が必要になります。

これと同様な問題が歯科の切削器具でもあります。1人の歯科医師にたいして10本以上の切削器具は必要になります。200万円以上の設備投資をしなければいけません。

切削器具専用の注油洗浄器高圧蒸気滅菌器が必要ですがどちらも高価な器械です。
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上の写真は当医院で使用しているKaVOの滅菌・注油・洗浄システムです。

このように感染症対策には多くの費用と手間と時間がかかります。

完全な感染症対策をしたならば一日の患者数を制限する必要があります。

私は一日の患者さんの数を8人以内、一時間に1人の割合で患者さんの診療にあたっています。

同様の記事 歯を削る器械、コントラ類の滅菌、感染症対策

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by yoshikawa-dc | 2014-02-03 08:07 | 感染症対策 | Comments(0)