ご自身の歯・口を一生美しく健康に保つ方法 From Hideki Yoshikawa

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2014年 11月 27日

嫌われる勇気

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「嫌われる勇気」岸見一郎 古賀史健著を読んでみた。副題として「自由とは他者から嫌われることである」と書いてある。甚だ不謹慎な副題だ。人は皆「他の人と仲良くなりたい」とか社会から認められ良い評価を得たいと思って社会生活を送っているものと思います。他人から嫌われることが自由だとする考えは誰でも違和感を感じる筈である。

心理学者のアルフレッド・アドラーが提唱する「アドラー心理学」を基に、私たちが日ごろ抱えている人間関係の悩みをシンプルに解決し「嫌われる勇気」を持ちながら自分らしく生きるための方法を紹介した本だ。

私は歯科医師なので、どうしても歯科医療と対比しながら本を読む傾向がある。
この本を読んでいると、なるほど歯科の世界でもあてはまることが多くある。

1.患者さんに好かれようとするあまり、歯科医師が自分の理想とする歯科医療、治療を行うことが出来ないことが多い。正しい治療方法をもっと患者さんに説明し実行することが大切だと思う。つまり「嫌われる勇気」を持って患者さんに接することも大切です。

2.井戸水は年間を通して18度に保たれていて、夏の暑い時期にこれを飲めば冷たく、砂漠の中で井戸水を飲めばオアシスの冷気を感じられ、真冬にこれを飲めば温かく感じます。結局、人々の感じ方は色々で、人々の主観、価値観は千差万別であるということです。歯科医師の治療法、価値観、患者さんの価値観も色々です。人生色々ということです。しかし、それぞれの人々の価値観は色々だが、「自分にとっての譲れないポイント」をはっきりさせることが重要です。そうしないと、相手に合わせた人生しか送れず、自分の人生を全うできなくなる。人に決められた人生など誰も望まないだろう。今まで、歯科に対して価値観を感じ臨床を行ってきたことが間違いではないことを再確認しました。

3.「嫌われる勇気」を持つことは「自分の価値観を周りの人に押し付けて、他人を変えようとすること」とは異なります。変えられるのは自分だけです。自分がいつも変えられるよう努力をしなければいけません。

4.人生は原因と結果の法則で成り立っているというが、それがすべてではなく今この瞬間をダンスを踊るように、スポットライトを浴びて全力で演技することが大切です。瞬間を全力で演技し、その場その場を全力で診療、治療することが重要で絶対に手抜きをしてはいけません。

読書後は充実感がありアドラーの哲学に興味を持ちました。とても素晴らしい本でした。

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by yoshikawa-dc | 2014-11-27 10:11 | 日常生活 | Comments(0)


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