ご自身の歯・口を一生美しく健康に保つ方法 From Hideki Yoshikawa

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2013年 03月 24日

微少漏洩 マイクロリーケージ

サクラが満開ですが今日は花曇りで寒いですね。

先日、若い女性が歯の痛みを訴えて来院されました。他の医院で見てもらったら原因が解らず、歯周病かも知れないので抗生剤をもらって服用しているということでした。
上顎前歯の根先部の根の先を指で触れると圧通があり、その歯をピンセットで触ると打診痛があるという訴えでした。

患者さんに伺うと3カ月前に他の歯科医院で虫歯のためコンポジットレジンを充填したということでした。
レントゲン像です。
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歯髄診断機で軽く電流を流しても歯の歯髄(神経・血管)は死んでいて知覚は有りません。
患者さんのお話では詰めたあとに時間が経過してから痛み、水にしみる症状があったそうです。

患者さんのお話から診断すると、詰め物・コンポジットレジンと歯質のあいだにスキマがあり、そこに唾液・細菌が侵入し感染が生じ、歯髄炎になり、時間の経過とともに、歯髄が死に壊疽を起こし、根管の中に細菌が増殖して炎症反応のため、根尖部に病巣を作ったということでしょう。

コンポジットレジンと歯の間に微少漏洩があったと想像できます。

微少漏洩 Micro Leakage
歯科における微少漏洩は不適切な補綴物による隙間、材料の接着性不足などによる隙間を通して、細菌が進入してしまうことを意味します。
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皆様も詰め物・被せもののマイクロリーケージに気を付けて下さいね。
精度の悪い治療は、歯を破壊します。

千葉市美浜区の歯科 歯周病 顕微鏡歯科 インプラントなら吉川歯科医院

by yoshikawa-dc | 2013-03-24 10:33 | 歯科治療 | Comments(0)


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