ご自身の歯・口を一生美しく健康に保つ方法 From Hideki Yoshikawa

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2010年 09月 23日

歯と隙間のある不適合なクラウンがズキズキと痛みを起こす

9月20日のブログでも書いたとおり不適合なクラウンの周りには細菌性のプラークや歯石
が停滞しこびりついて歯の痛みとして感じることがあります。

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→の部分がヒサシのようにひっかかりがありその部分は清掃が出来ないのでプラークや歯石がいっぱいたまっていることが想像出来ます。

この患者様は1週間くらい前からシクシクと歯が痛みすぐに診てほしいとの電話をいただきました。

通常、歯科医師はこのように自発痛といって何にもしないのに痛い時は、急性歯髄炎と診断して抜髄をすることが多いです。

私もそのように診断して麻酔をしてから抜髄をするつもりでクラウンを外すと、今までクラウンのヒサシに隠れていた部分から大量の歯石とプラークが出てきましたので丹念にその歯にこびりついた細菌性の沈着物を除去しました。

このような場合、安易に抜髄(神経をとる処置)をしてはいけません。
歯肉炎のために痛み、歯の痛みを感じることがあるからです。

この瞬間には、急性歯髄炎か歯肉炎の痛みか鑑別が出来なかったので数日様子を見ることにしました。

数日後に患者様が見えた時には、その後全く痛みを感じなかったという報告でした。

診断は大切ですね。

それから、正しい術式でクラウンが作られていないことに暗澹たる思いを感じました。

口の中は見えないからと言っていい加減ではいけません。

千葉市美浜区の歯科 歯周病・インプラントなら吉川歯科医院

by yoshikawa-dc | 2010-09-23 12:24 | クラウン・ブリッジ | Comments(0)


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