|
2012年 05月 20日
2012年 05月 17日
歯を修復するという治療は本当に難しいものだと思います。 いい加減な気持ちでは患者さんにとって害を与えてしまうこともあります。 不正確な技術、基本を無視した不注意で乱暴な治療操作も歯周組織に害を与え炎症を引き起こすことになります。 こちらの患者さんは私どもに初めて来院された2日前から右上に自発痛と言って何にもしなくても痛みを感じていたそう。お口の中を拝見するとクラウン(被せもの)が第2小臼歯、第1第臼歯に装着されていました。 ![]() しかし、初診から1週間経過しても痛みは良くならずどの歯だか解らなくなってしまったという訴えでした。患者さんのお話を聞いていると歯肉が何となく重苦しく、シーハーしたくなるような感じがしてそうすると良くなったという訴えをききました。 レントゲンを注意ふかく観察すると骨のところ近くにクラウンの辺縁があり歯と歯肉の付着をもろに侵害していました。 早速、クラウンを撤去して2日後に患者さんに症状をお聞きすると、 「うそのように痛みは消えた」そうです。 ![]() 恐ろしいことにいい加減な治療は患者さんに害をあたえます。 基本に忠実な原則を守った治療は患者さんに利益を与えます。 米国補綴専門医の藤本 順平 先生の言葉を思い出しました。 「行為なき理論は空虚であり、理論なき行為は暴力である」 カント 千葉市美浜区の歯科 歯周病 インプラントなら吉川歯科医院 2012年 05月 15日
たまに「歯石だけ取って下さい」という患者さんがおられます。 「歯周病予防には歯石を取ることが大切です」という事実を勘違いして「歯石だけ取って下さい」と言っているのかと思います。そんな時私たちは患者さんにこのように申します。 「歯石除去だけではなく、歯周組織検査をしてから、口腔衛生・清掃指導をしてから、それから歯石除去が必要です」と。 しかし、患者さんには何のことか解らないようで「それならもう結構です」という行き違いになることもあります。 大変、残念なことですので患者さんには何故「歯石だけ取って下さい」はNGなのか良く理解して戴きたいと思います。 1.歯石を取るという行為は歯石だけ除去出来るのではなく歯・歯周組織(歯肉・歯根膜・骨・セメント質)をつけ、ダメージを与えることがあるという事実を理解して戴きたい。歯石除去とは、良く研磨された刃物で歯の表面から歯石をこそぎ落とすことなので、例えば車を洗車する時に硬いブラシで毎日ゴシゴシ洗っていたら、車は傷だらけになり車体のホコリは取り除けたとしても塗装は剥げてマダラになってしまうでしょう。従って患者さんが毎日の口腔清掃で、お口の中の歯をブラシを使って歯石が付かないように出来る術式を歯科衛生士から教わり自分のものにすることが大切です。 2.歯肉に炎症があると少し器具が触れただけで歯肉から出血して歯肉の中の歯石(歯肉縁下歯石)を除去 することが難しくなります。従って、少しでも炎症を抑えて歯石を取り易くするためには、歯石除去の前に歯科衛生士からの口腔衛生指導が必要になります。 結局、口腔衛生状態が良好で歯周病がコントロールされている方を歯石除去することはあるが、日々の手入れが不十分でそのような指導を受けたことがない人が歯石除去をしても意味がなく、逆に害になってしまいます。 歯周病の方はお気軽にご相談下さい。 千葉市美浜区の歯科 歯周病・インプラントなら吉川歯科医院 2012年 05月 14日
医療はその時代において最善のことが反映されなければならない。 日本歯科大学教授 稲葉 繁 先生が仰っていることである。 良質な医療とは「最適な人」が「最適な方法」で「最適な時」に行う医療であり、最善の医療が行われることである。生体安全性の高い安全で安心の歯科医療を行おうとすれば、おのずから保険の範囲では不可能であることが多い。 歯科医療の特徴として、自然治癒を導く治療法が少ないということがあるため、種々の生態材料を体の一部として用いることが大半である。そのため材料費、技工料などがかかり、これが一般の医療と異なるところであり、歯科医療費のかかる原因でもある。そのため公的医療保険では歯科材料に不十分な物を使わざる得ないのである。 このあたりの事情を国民がきちんと知る必要があるが、保険中心の医療に麻痺していると、歯科医師も国が指定しているのであるからと、長い間にわたって日常、何の疑いもなく不十分な物を使用し続ける。それが普通になることが恐ろしいのである。 医療保険制度は国の政策で医療の均質化を行い、それをスタンダードとし、それからはみ出たものは認めないという、社会主義的統制の中の制度である。医療の質をすべて均一化し、医療を行う物がどんな人でも、すべて同じように評価してよいものだろうか。言い換えるならば、大学の高名な教授が手術を行っても、研修医が行っても同一の評価である「不公平」が生じているのである。さらに、医療費は国の財源により決定され、完全に統制が敷かれた制度である。旧ソビエト連邦で始まった社会主義が日本で完成されたとも言われており、そのような視点から日本の保険制度を評価する人もいるほどである。 欧米型成熟社会と日本型成熟社会の構造上の相違を分析し、適切な制度を構築していくためには、歴史的観点のみならず、個人の評価を十分考慮していく必要がある。一例をあげれば、ドイツの保険制度では大学教授に一般開業医の保険点数の3倍から8倍の評価を行っている。また、研修生の行う保険点数を低く抑えることで、大学に協力していただく患者さんの負担を減らすことができている。日本の保険制度の最も評価できる点は「自由診療が認められていること」であろう。 以上稲葉先生の文章より抜粋致しました。 日本の健康保険制度は発足以来50年以上経過していますが、そろそろ限界になっていますので良い方向に転換して行くことを願います。このままでは患者さんの歯がなくなってしまいますし医療従事医者のやりがい、意欲を失わせてしまいます。 患者さまもどうか、このようなことを御理解下さって受診して下さることをお願い致します。 千葉市美浜区の歯科 歯周病・インプラントなら吉川歯科医院 2012年 05月 13日
今日は母の日です。 ![]() 昼食は春らしくタケノコ・タコご飯を作りました。普段炭水化物をとらないのでおいしさは格別です。 今年の春は雨が多く気温も低めでバラもまだ蕾です。 ![]() 千葉市美浜区の歯科 歯周病・インプラントなら吉川歯科医院 |
アバウト
カテゴリ
以前の記事
2012年 05月
2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 02月 お気に入りブログ
最新のコメント
最新のトラックバック
ファン
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||